初心者必見!かわいいノベルティを作りたい、何をノベルティにする?

同人イベントでは様々なサークルが新刊を出してくれるので楽しみですよね。最近は同人誌を買った時にノベルティをくれるサークルも多くなってきました。どんなノベルティが貰えるのかも楽しみの一つです。かわいいノベルティを作りたいけれど、せっかくなら使ってほしいですよね。

どんなノベルティなら喜んでもらえるのでしょうか。

ノベルティとは、企業が宣伝や販売促進を目的に消費者に配る物を言います。

何かを購入した際についてくるプレゼントのこともノベルティと呼びがちですが、あちらは「プレミアム」と言って、ノベルティとは明確に違いがあるものなのです。

なので、厳密にはサークルで新刊を買った時に貰える物というのはプレミアムです。しかし、一般的にプレミアムとノベルティを区別して使ってはいません。販促物もプレゼントも含めて、企業から提供される非売品を全てノベルティという言葉で表現しています。

この記事でも、ノベルティとプレミアムの区別はせず、全てノベルティと記載しています。

サークルが配布しているノベルティは本当に色々な種類があり、業者も様々な種類のノベルティの製作を請け負っています。大手サークルの中には、豪華なノベルティを配布しているところもあります。しかし、初めてのノベルティ製作で豪華なものを作ろうとする必要はありません。

ノベルティはあくまで新刊を買ってくれた人たちへのお礼です。同人イベントはお祭りですから、ノベルティもその場を楽しくするためのプラスαです。ノベルティの種類は多岐にわたっているものの、よく見かけるノベルティは限られています。

人気のノベルティは製作業者も豊富で小ロットからの製作を請け負っているところもありますし、コストも低めなので初心者にはおすすめです。

何をノベルティとしてつけるか、使用シーンごとに分けて決めましょう。

ノベルティで多いのはクリアファイルでしょう。イベント会場の場では貰ったフリーペーパー等を入れるのに使用するので使い道があります。勿論クリアファイルと一緒に自分のサークルのフリーペーパーを配布してもいいですね。

イラストを大きく目立たせるならクリアファイルやペーパーバッグがいいでしょう。既存のイラストを使って製作することもできますし、比較的低いコストで製作することができます。ペーパーバッグは会場内を持ち歩いてもらえるので宣伝にもなります。

うちわを作るサークルもあります。コミケや旬ジャンルのオンリーイベント等、人が多く集まる会場は熱気で暑くなりますから、特に夏には重宝されるノベルティと言えるでしょう。小説サークルの場合は栞をつけるところも多いです。

栞は凝ったイラストが描けなくても作品やキャラクターをイメージしたデザインにしておくだけでも素敵です。小さくてかさばらず、本に挟んでおけるので便利です。

次に、缶バッジやキーホルダー、ストラップといった身につけられるもの。作品やキャラクターへの愛を表せる缶バッジやキーホルダーを持っているバッグにつけて会場を歩いている人もたくさんいますよね。イラストは小さくなるので、ノベルティ用に描き下ろす方がいいでしょう。

キーホルダーはダイカットにすると個性も出て可愛くなりますよ。

タオルをつけるサークルもあります。夏は特に暑いのでタオルがあると確かに嬉しいのですが、イラストが入っているタオルは勿体無くて使えないので結局そのまま家に持ち帰って観賞用になることが多いです。

かさばらないものだとステッカーやポストカードもあります。テープやICカードステッカー等、可愛くてなかなか使えませんがコレクションする時にもかさばらないのがありがたいです。配りやすいノベルティです。秋冬になるとカレンダーを配布しているサークルも増えます。

カレンダーも比較的低コストで様々なタイプのものがあり、イラストもつけやすいです。シールタイプのカレンダーにしてみるというのも、他サークルと差別化が図れていいかもしれません。

お菓子のノベルティをつけているサークルもありますよね。お菓子であれば食べればなくなるので荷物にならないというメリットがあります。デメリットとしては好き嫌いがあったり、荷物の中で溶けたり割れたりする可能性があります。

包装にイラストをつけるというパターン(チロルチョコ等)とお菓子そのものにイラストをプリントするパターン(クッキー、せんべい等)があります。お菓子とはまた違う消耗品として、あぶらとり紙やポケットティッシュといったノベルティもあります。

暑い会場内で意外とあぶらとり紙は重宝しますし、ポケットティッシュもあって困りませんよね。ある程度決まった面積が確保されているので、イラストもつけやすいです。ノート、メモ帳を出しているところもあります。クリアファイルやポケットティッシュに比べると少し値段が上がってきますが、実用的な消耗品です。

ノートの表紙やメモ帳もまた、ある程度イラストをつけるスペースが確保されているノベルティと言えます。

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